火曜日

Sichuan, China's massive earthquake mechanism

中国・四川大地震は3本の断層がほぼ平行に南西-北東方向に走る竜門山断層の二つの断層が連動して発生したことが静岡大の林愛明(りんあいめい)教授(地震地質学)らの現地調査で分かった。

 林教授は26日の報告会で、現地で撮影した写真を見せながら、断層が計約300キロにわたり地表に露出し、建物が倒壊したり、道路に大きな段差が生まれたりした様子を説明した。

 林教授は今月14~24日、同断層沿いを調査。四川省都江堰(とこうえん)市から北東に延びる南側の断層100キロと、同省北川チャン族自治県の中心部から北東に延びる真ん中の断層200キロで地表にずれを確認した。

 南側と真ん中の断層には、それぞれ最大3メートル、5メートルの段差があった。過去の大地震でできた段差も近くで確認され、この断層が過去にも繰り返し活動していたことが裏付けられた。

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